Q :盗塁ができないと聞きましたが?
A :盗塁はできます。
ルールは通常の野球と同じです。
Q :試合時間に規制はないのですか?
A :基本的にはありません。
アメリカのプログラムなので、決着がつくまで延長します。ただし、日本国内では、各地方連盟の大会によって、運営上の理由により規制が入る大会もあります。また、5回以降のコールドは試合成立ですが、4回までにコールドになった場合は無効試合ではなく、サスペンディッド試合とし、新たに設定された日時に中断した状態から再度試合を行います。
Q :ストライクゾーンが外に甘く、内に厳しいというのは本当ですか?
A :危険防止のために、捕手が投球前から極端に内角に構えることは禁止しています。
それ以外は通常のストライクゾーンです。但し、ポニーは数多くの国際大会があります。この場合、試合しているチームの国の審判は主審ができない規則になっておりアジア太平洋選手権では、日本が試合をする場合、主審が韓国、台湾、中国、フィリピン、ロシア、香港から来た審判があたります。世界選手権大会では、米国登録の本部審判になります。ですからその国のストライクゾーンが反映される事はあります。子供のころから国際基準に慣れるよいチャンスです。
Q :ボールの大きさが他のリーグと違うのは本当ですか?
A :全く一緒です。
株式会社アシックスで販売しているローリング社製のポニー刻印入りのボールを使用しています。
Q :世界選手権大会までの道のりは?
A 日本は中国、韓国、台湾、香港、ロシア(日本海側)、フィリピンと共にアジア・太平洋地域(通称AP地域)を構成しています。まず、日本代表決定戦に勝ち、その次にAP大会に勝ち上がりここで優勝して、はじめて世界選手権大会へ出場できます。世界選手権大会は全米各都市で開催され、世界の50万人、3万チームの頂点に立つ大会となっています。これは他団体が行っている招待試合形式の世界大会ではなく、全世界のポニー登録チームのみで戦う、世界レベルの勝ち抜きトーナメント大会です。
Q :メジャーリーガーの約7割がポニー出身って本当?
A :本当です。
アメリカには中学生の野球団体が7つあります。その中で最大組織はPONY です。アレックス・ロドリゲス、ケン・グリフィーJr、バリー・ボンズ、マーク・マグワイアなどメジャーリーガーの約7割の選手はポニーリーグ出身です。